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3連休でした。 連休前の金曜日は、予告しましたとおり、課内での新年会。 案の定、ベロンベロンで、家に帰ってからも調子よく飲み直し(自爆)。 早めに家を出る予定でしたが、終わってみれば開演1時間前に大船に到着。 鎌倉芸術館、といいながら、大船駅が最寄り駅なんですね。 前日に調べておいてよかったです。危うく鎌倉駅まで行ってしまうところでした。 駅からほどよく離れた芸術館は、吹き抜けの庭があったりしてとてもおしゃれ。 一階からとった方がきれいだったな・・・(後の祭り)。 さて、 昼ご飯を食べていなかったので、駅前でラーメン。 この辺はよくわからないので、携帯で調べて駅近くのこちらへ。 ラーメン壱六家大船店 2時過ぎでしたがちょっと待ちました。立地もいいし地元の人気店なのでしょう。 醤油ラーメン中盛りを注文。 どこからどう見ても家系です。 なんだろう、よくまとまった感じで、安心して食べられる家系でしょうか? おいしいです。でも家系ってあんまり食べたことがないけれど、 柏の「王道家」を知っている方にとっては、特徴なさすぎて「あれ?」って感じかも。 「王道家」のレヴェルの高さを再認識。あのスープとチャーシューは他で真似できないよなぁ。 しかし大船駅。むかーし(小学生の頃?)はなーんにもなくて田舎の駅、ってかんじだったのですが、駅ビルなんかも建ったりしてびっくりです。藤沢なんかもすごいことになりましたよね。時代の流れを感じさせます。 さて。本題。 庄司紗矢香さんのリサイタル。鎌倉芸術館は初めて入るホールですが、舞台と客席が近くてなかなかよい。大ホールといいながら比較的コンパクトで、あまり大きな演奏会はできないのかな・・・なんて思ってましたが、2月にはヤノフスキ&ベルリン放送響がブラームスなんかをやったりして、これは迫力あるだろうなぁ、と。 1階後方でしたが、まん真ん中でした。3000円でこの席はラッキー。 庄司さんは珍しく(?)ショッキングピンクのドレスで登場(またまた聞いてないって?) プログラムはシューベルト、ブロッホ、イスラエルの作曲家:ドルマンの新作、そしてベートーヴェンというプログラム。 シューベルトは、シンプルな作りの曲、 丁寧に弾き込まれたヴァイオリンと対等かそれ以上に絡んでくるピアノの相乗効果で 非常に輪郭のしっかりとした明快な音楽作り。 ここでは感情よりも形式を重んじたような庄司さんのヴァイオリンが印象的。 ベートーヴェンもほぼ同じような印象で、しっかりと丁寧に弾かれる主題やリズムが曲とマッチしていたのですが、前回のリサイタルではそれほど気にならなかった、いや、それどころかタッチの切れなど、むしろ感心したピアニストだったのですが、シューベルト、そしてこのベートーヴェンでは、ヴァイオリンを超えてじりじりと自己主張してくるその音に少しばかりしつこさと嫌みを感じてしまいました。 こういう自己主張の強いピアノですから、伴奏にも十分に意味を持たせた近現代の作曲家の方が相性がいいのは想像がつくところ。ピアノとヴァイオリンを対と考えて作曲されたというドルマン(1975年生まれって、俺より年下かよorz)の曲などは、庄司さんとのヴァイオリンとの絡みも含め見事なできばえでした。委嘱作ということですが、さほど現代音楽してなくて(?)比較的耳障りのいい曲。 まぁ、でも今回の演奏会はなんといってもブロッホ。 これは想像を絶する素晴らしさ! 前回のリサイタルのショスタコーヴィチでもかなりの衝撃を受けましたが、今回もすごかった・・・今回もまたあまりのすごさに休憩時間がどんよりしてしまって・・・。 先月聴いた諏訪内さんが、切れ味鋭く、冷徹で(そこから内面の熱さがほとばしり出てくるのですが)人を突き放すような厳しさがあったとするならば、庄司さんは、沸き立つ情念で、芸術の生み出される根源のようなところへ我々を引きずり込むような異常なパワーがあった。タンホイザーが溺れたあの官能的で耽美的なヴェーヌスの世界、そんなところへ誘うだけの妖艶さが演奏から溢れ出ていたように感じました。 ブロッホのソナタは独特のユダヤ臭とでもいうか、オリエンタリズムというか、 言い換えれば異国風の妖艶な響きと、強烈なリズムが織りなす原始的なパワーを持っ曲だと思いますが、 その妖しげな魅力を余すところなく表現しきった演奏は他にないのでは? 静と動、緩と急の描き分け、そして多用される反復進行によって、ふとトランス状態に陥る。 1楽章冒頭から、猛烈な早さとパワーで弾き始めるのですが(この主題はこの曲で繰り返し使われるものですよね) G線をガリガリと体全体で振るわせる姿、ちょっと体をくねらせて耽美な響きを聴かせるゆったりした部分。 感情移入が激しく、いつも熱い演奏をする庄司さんですが、今回はさらに妖艶さも加わったように感じました。 なにかが乗り移ったかのように粗野で官能的な演奏を繰り広げた後、我に返ったかのように見せる、ほっとした微笑み。これで我々聴衆も別世界から戻ってこられるわけです・・・ いや、ほんと、このブロッホの凄さは、言葉では決して表せないので、時間(&お金?)に余裕のある方は是非14日のサントリー公演、足を運んでいただきたいと思います。 アンコールは4曲。 エルガーの「愛の挨拶」など、もう余裕というか、風格のある弾きこなし。 中の2曲は聞き覚えのある曲ですが、作曲家と曲名がわからない。クライスラーとチャイコフスキーかな。 最後はウィーン奇想曲。これなんかも、コケットリーで哀愁たっぷり。 こんな音楽、どうしてこの歳で演奏できるの?と半ばあきれかえる。。。 庄司さんは、やはりロマン派以降の音楽が合うような気がしますね。 もちろんベートーヴェンも素晴らしかったんだけれど、あの感情移入の激しさを素直に表現できるのはやはりベートーヴェンよりもあとの作曲家のような気がします。 といいながら、バッハなども聴いてみたいなぁ、などと思うのは贅沢な悩みです。 次はN響への客演でしょうか。今から楽しみです。 prelude-SAYAKA ユニバーサル ミュージック クラシック 2007-08-15 庄司紗矢香 ユーザレビュー: 庄司紗矢香のベストア ... 若き天才のプレリュー ... 聴く者の心を揺さぶる ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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あけましておめでとうございます。という時期でもないですが。今年も庄司さんのコンサートは欠かさないのですね。10日は定期公演@渋谷に行っておりました。minaminaさんのところにくると、なんかほっとしますよ。クリスマスのゲームの記事なんて、すごくよく分かるので。とくに昔話が。今年もよろしくお願いします。 |
steph URL 2009/01/14 22:20 |
>stephさま |
minamina 2009/01/15 01:03 |
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